2010年09月08日

任される新入社員になってみる?(1)

昨日まで学生だったあなたが持つべき「社会人としての基本」とは何でしょうか?

・会社はどのように動いているのか。
・上司と部下はどういう関係にあるのか。
・上司からの指示命令の受け方、上司に相談や報告をするときの仕方。
・時間やコストについての正しい認識。
・仕事の進め方、段取りの仕方、スケジュール管理の仕方
・お客様にはどう接するのか。顧客満足とは何か。
・職場の人に受け入れてもらうにはどうすればいいか。
・上司や先輩とどのように接し、どのような関係を作っていけばいいか。
・人に何かを頼むときにはどうすればいいのか。
・・・・・・etc.

社会人になって学生時代といちばん違うのは、自立心を強く求められることです。
自立心とは、ほかの誰でもない自分が結果に責任を持つことです。

とりあえず、朝は自分で起きる。自立の第一歩はそこから始まる。
遅刻をしないようにね。特にモニターはアポを入れた医師に不測の事故等が有っても遅れずに会うために、余裕を持って行動しよう。


疲れていると仕事の質が落ちます。ミスを犯すのも、疲れているときです。
そうならないように、頭は常にすっきりさせ、良い体調で仕事に取り組む必要があります。

そのために、睡眠時間を十分に取るのも仕事のうちだと考えてください。
徹夜や深夜残業もほどほどにしておきましょう。

そのためにも、仕事を効率的に行いましょう。

良いコンディションで仕事にのぞむことは、あなたの義務です。
そのことを理解している人が、できる新入社員になれるのです。

モニターもCRCも体力勝負!

健康管理の第一歩としても、睡眠時間を確保しよう。



業務が始まる時間を、始業時間といいます。
これに遅れると遅刻といい、会社からなんらかのペナルティが課せられたりします。
では、遅刻さえしなければいいのかというと、甘い、甘い。

あなたが出社する時間は、始業時間の30分前を目指しましょう。

あなたの職業意識や時間間隔は、この出社時間にあらわれます。

給料に関係ないのに、そんな朝早く出社するのは損だ、と思う人は、目先のこちしか見えていない人です。

給料分だけしか仕事をしない人は、自分では賢くふるまっているつもりでも、会社が沈めば、自分も沈みます。
そんな力量しか身につけることができないのです。
全てはあなたの仕事を充実させるためであり、あなた自身を向上させるためなのです。


------->【心の余裕のために、自分のために、いちばんに出社してみよう!】



学校では、正しい正解を知っていれば良い成績がとれました。
しかし、職場では、正しい答えを知っているだけでは、ダメです。
なぜなら、職場は実践の場だからです。

仕事ができるかどうかは、プロスポーツと同じです。
バッターボックスに立った打者は、投手の投げる球を打たなくてはいけません。

打てない打者は評価されません。

仕事も、結果を残さなければ、知識がどんなに豊富でも、意味がありません。

新しい舞台に立ったのですから、新しい気持ちで行動しましょう。

繰り返しますが、知っているかどうかではなくて、実行しているかどうかが全てです。


ところで、職場には様々なルールや規則、マニュアルが多数存在しています。
時間を守る、必要な届を出す、業務の報告を行う・・・・・・。

どれも一見、たいして重要なことではなさそうです。だからといって守れない
ことがあっても仕方がない、と甘く考えてはいけません。

SOPにいたっては、GCPの観点から見ても、守ることが要求されています。

そういう世界で生きていくのだ、と腹をくくりましょう。



------->【大切なのは、実行しているかどうかだ。】



●最初が肝心

あなたの上司は、部門の管理者、あるいは責任者として、業績を上げるために様々な判断をし、何をすべきか常に考え、権限に基づいて最終的な決定を下します。

上司が気にかけていることはたくさんありますが、なんと言っても、どうやって部下のあなたに効率的に働いてもらうか、持てる能力をフルに発揮してもらうかといった人間にかかわる部分が最大の関心ごとです。

あなたの上司はあなたの仕事ぶりを注意深く観察しています。
どれだけ仕事ができるようになったか、わくわくする気持ちで見ています。

まず、配属された最初の三か月は、職場に慣れたか、先輩や同僚としっくりいっているか、うまく仕事を教わっているか、といった初歩的なことを心配しています。

そのあとの三年くらいは、仕事ができる社員かどうかを見るようになります。
●仕事は正確か
●責任感はあるか
●人とうまくやっていけるか
●問題解決力はあるか
●リーダーシップはあるか
●決断力はあるか

・・・・・・など等を見ています。

最初の三年間に「あいつはできる」「あいつは有望だ」という評価が得られたら、その後、大切な仕事を任せられるなど、好循環が始まり、恵まれたキャリアを求める可能性が高くなります。
そして、それらの仕事を通して、自分の成長も感じられるようになります。

=====>【最初の三か月、三年が肝心です。】



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