2010年08月24日

■モニターに英語は必要か?(医薬品ができるまで)

最近、増加傾向にある『新薬の国際共同治験(世界同時開発)』だが、この治験を担当しているモニター・CRCに英語能力は必要だろうか?

私は、必要だと思う。
いや、国際共同治験を担当している、いない、に関わらず、モニター・CRCに英語は必須スキルです。
いやいや、モニター・CRCに関わらず、今のビジネスパーソンに英語は必須スキルです。

私も長い間、外資系製薬会社に勤めていたので、英語に関する必要性はヒシヒシと感じていました。
この時代、外資系だけでなく、内資系の製薬会社、CRO、SMO、小規模会社、ベンチャー会社・・・・・・など等、どこで何をやっていようが英語は必要です。

何故、英語が必要なのか?

英語で文字通り、世界が広がります。

転職する際にも、外資系だと英語能力は必須(多分、TOEICで800点前後)だし、内資系の会社に転職する際にも評価が高くなります。
また、英語ができると、社内で重宝がられます。

「英語だけ」できる人は不要ですが、仕事もできて、おまけに英語も普通にできる、というのがベストです。


私も、今、社内で「入門ビジネス英語」を週一でやっています。
医学英語の読解もやります。
英語を学ぶためのメルマガも社内で発行しています。

ちなみに、現在の私が勤めている会社は、地方出身のコテコテの内資系です。
ただし、海外にも拠点がありますし、そもそも毎日、社長(日本人)が英語でメルマガを社員全員に送ってきます。(毎日!)


自分の限界を決めるのは自分です。
モノに出来るものは、がっちりと貪欲にモノにしましょう。
もちろん、英語だけでなく、いろんなスキルを身につけ、仕事に対するマインドも崇高にいきましょうよ。背筋を伸ばしてさ。


そうそう、国際共同治験ではFDAに提出する資料(日本では求めていない)を、日本人の治験責任医師に求めている場合もありますね。
(例えば、『financial disclosure』などの書式等)

時代が進めば、常識も変わってきます。

フットワーク軽く生きましょう。


■医薬品ができるまで

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posted by ホーライ at 20:44| Comment(0) | ●医薬品ができるまで | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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